二度目の冬
全国の皆さん、当分赤コートの流行は来ません。
ついに一年経ってしまった。
例の事件から一年も。
長いようで短いようでやっぱり長かった気がする
あの発表の後4ヶ月間自担が普通にアイドルやるなんて、そんで4ヶ月後自担はアイドルじゃなくなるなんて思いもしなかったあの日の昼。火曜日。
今では田口担の、かつん担の地雷となってしまったであろうベストアーティストと、時間帯丸かぶりしてたニッポンの出番。
脱退発表後のDoAがめちゃめちゃ美しかった。あんなところで一番のアイドルが田口淳之介だと改めて気づかされて、歌い終わった後耐えきれなくてトイレで久しぶりに大泣きした。
こんなに覚えてるからたぶんこの一年はすごく短かったのかもしれない。
2015年11月24日、自担のKAT-TUN田口淳之介が脱退宣言をした。
あー私が好きになったKAT-TUNは私が好きになった自担はどこに行っちゃうんだろうと思った。
ツイッターの狭いTLに流れてくる大量のハガキの画像を見てこれだけ送ったら全部パーになってくれるかもしれないと毎日考えて過ごした。
自分でも送った。
発表翌日は周りの人からネタにされて過ごした。ヘラヘラ笑ったフリしてやり過ごした。1週間も経ったら誰もその話をしなくなった。
ネットの検索欄に「田口」と打ち込むと「脱退」が出てくるようになった。タメ旅でのKAT-TUNは脱退ネタで天の声にイジられるようになった。世の中が「田口が脱退する世界」になった。あの日のあの時から一瞬でなった。
それでも自担は笑ってた。天の声にどれだけイジられても時間が経って湧いてきたいわゆる「三人過激派」によく笑えるなと言われても、ずっと笑ってた。
私はそんなに笑うほど楽しいなら辞めなきゃいいじゃんと思った。全然そんな考え浅はかなのはわかってるけど、結局のところ私が一番見たい田口くんはKAT-TUNで楽しそうにしてる田口くんだったからKAT-TUNで笑ってる田口くんがいるならその時間が続いて欲しいって思うのは当然だった。
あの日だけは偽物みたいにずっとうっすら笑ってて、今思えばいつも笑ってる人の笑みがいつもと違うんだからそんな顔までして発表した人の言葉がねじ曲がるわけなかった。
一番言ってほしい時に、自担は「ウソウソカワウソと」とは言わない。
そのくせ、嘘みたいにずっとアイドルだ。
歌うときも話すときも立ち振る舞いも何一つアイドルではなくなることを決めた人とは思えない。
私は11月前までと何も変わらないそういうところが嫌いになれなかった。なろうとも思えなかった。
超絶悔しい。
私をまさかのジャニオタにした田口淳之介、ジャニーズでいるうちにもっともっともっと沢山の人に知ってもらいたかったし、自慢したかった。
そういうところも自担なんだろう。田口担にも理解はできなかったけどそういうところもあるのが魅力なんだろう。あー悔しい
けど自分が1年間応援していたことを悔やんだことは一度もない。いいだろ。最高の自担だぜ。
疑問がなくなることはないかもしれないけど、田口くんがKAT-TUNでいたことと私の田口担としての1年が嘘になることは決してない。11月から3月までの期間を過ごした気持ちも。
来週は、田口くんが辞めて初めてのイベントが開催される。
CD聞いて違うなって思ったこと、よくない方で再びかつん担のTLが賑わったりすることもあったけど、私の嘘じゃない気持ちを持って、今の田口くんの嘘じゃない気持ちを受け取ってこようと思う。
本当はこんな重い気持ちで応援しようとなんか思ってなかったんだぞ田口くん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!怒ってるぞ私!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お顔が可愛いからって!!!!!!!!!!!!お顔が可愛いからって辞めていいなんてジャニオタ一言も言ってないぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!