私がKAT-TUNに落ちるまで
そんなつもりじゃなかった。(ダラダラ書くだけなので誰のタメにもなりません)
そもそも、今年の初めまではジャニーズに偏見を持っていたわけです。
キラキラの衣装に身を包み、キラキラな曲を歌う。
ファンは叫ぶ。とりあえず叫ぶ。
私とは永遠に無縁であろうこの人達を見て、恐怖さえ感じた。なんだあの結束力まで感じる悲鳴は。
そんな目で見ていたジャニーズが私を誘ってきたのが、今から少し遡って2014年12月。
年末のMステスーパーライブを、某エアバンドが好きな私は出演待ちがてら見ていた。
その時KAT-TUNが14年リリースの曲「In fact」を歌っていたのを見て、不覚にも
「この人らかっこよくね?」
と思ってしまった。
さらに、私はリーガルハイを初回からスペシャルまでがっつり見て蘭丸くんに惚れまくってたので「蘭丸くんジャニーズにまで潜入すんのかよ!!」ぐらいの気持ちで見ていた。今思い返すと充分に田口担への伏線である。
ここでの私の失態は、「KAT-TUNの曲はなんかいいな〜」で終わってしまった事である。非常にもったいない。その頃の自分にDVD貸したい。
そして時は経ち、2015年3月。
お似合いのカップルと話題になっていたアーティストが同時にMステに出るという事で面白いもの見たさでMステを見ていた私は、ここでKAT-TUNに再会した。
歌っていたのは「KISS KISS KISS」。黒い衣装に身を包んだKAT-TUNを見て、つい私はまた「かっこいい」と思ってしまった。
私がジャニーズに手を出しづらかった理由に、彼らは売るもののひとつに「顔」があると思うので、面食いの天才の私はまず顔を見る。
グループに一人や二人顔が好みでない人を見つけてしまうと、そのグループを好きになる自信がなくなってしまうのだ。
しかしここでビックリしたのが、KAT-TUNにはイケメンじゃない人がいなかったところ。4人いて4人とも綺麗ってどういう事なのか。
それで曲もかっこいいって。
Twitterで「KAT-TUNかっこいい」なんて呟いた日からフォロワー様からジャニーズ沼に引っ張り込まれ始め、学校ではジャニオタの友達から情報収集したりしてるうちにいつの間にかアルバム借りまくってたり。
「ジャニーズ好きじゃねえし!!!」とか言えなくなっていった私はある日、5/9〜10に東京ドームでライブがある事を知り、行ってみたいと思った私は「誕生日プレゼント」と称しチケットを手に入れてしまった。
そして迎えた5月9日、KAT-TUN東京ドームライブ「9uarter」。
「悲鳴なんて出ねえよw」ぐらいの気持ちで臨んだ初コンサート。
そこで見たのは、ファンに向かってキラキラ笑顔とお手振り、投げキッスの嵐、カラフルな衣装…
ではなかった。
惜しみなくステージから噴射される煙や炎、会場を裂くようなレーザー、その中で踊る四人の男。
彼らが、KAT-TUNだった。
遠くからでもその覇気に圧倒されたし、終盤の「Dead or Alive」から「RAY」の曲の間の通路を歩くKAT-TUNを見てると彼らが本当に神に見えた*1。ついでに今宣言しておきます、私は「歩くKAT-TUN」担です。
そして悲鳴。
出るわ出るわ。
田口くんのAOLは本当に自分が自分で無くなった瞬間だと思う。
終わって会場を出たら雨が降っていた。雨男というかもはや天候司ってるだろあの男たち。
そうして、リングライトと田口うちわを買って帰ってきてしまった私はhyphenの仲間入りしてましたとさ。
*1:実際にコンサートが終わった最初のツイートが「彼らは神か…」